たかが便秘、されど便秘。。。
【便秘に効くツボ】
①天枢(てんすう)
腸の働きを整え、
すぐに便通が良くなる
即効性の期待できるツボと言われています。
初めのうちは、トイレに行った時・
トイレに行ける状態の時に押しましょう。
便秘ツボ 天枢位置:おへそから、
左右両方指3本分外側にあります。
押し方:人差し指・中指・薬指の3本指で、
左右同時にゆっくり押します。
体を伸ばさず、
くの字に曲げるようにして押しましょう。
②大巨(だいこ)
腸・消化器の働きを活発にして
便秘解消をサポートするといわれています。
特に、お腹の張りを伴う便秘の方に
良いツボとされています。
便秘_ツボ 大巨位置:天枢から指3本下にあります。
おへその左右指3本分外側から、
さらに指3本分下にさがったところにあります。
押し方:両手の人差し指・中指を重ねて
押しながら揉んで刺激します。
この部分を温めることでも、
腸の働きが活性化して
便秘解消が期待できるといわれています。
③気海(きかい)
体を温めて腸の働きを高め、
排便を促すとされています。
体の冷えで便が硬くなって
便秘になってしまった方におすすめのツボといわれています。
便秘ツボ 気海位置:おへそから指2本分下にあります。
押し方:人差し指と中指の腹を重ねてあてて、
ゆっくり力を入れて刺激します。
④合谷(ごうこく)
大腸の働きを整える作用があるといわれています。
特に、コロコロとした便・ニオイが気になるという方、
便秘に伴って肌荒れが生じる方におすすめしたいツボです。
便秘だけでなく生理痛・体のコリにも良いとされています。
便秘ツボ 合谷
位置:手の親指と人差し指の骨が合わさった場所から
少し人差し指寄りにあります。
押し方:ツボを押す逆の手の親指を合谷に当て、
人差し指の骨の下側に
親指をもぐりこませるように刺激します。
※ツボを押される手は力を抜いてください。
⑤間使(かんし)
腸の働きを活発にして排便を促すといわれています。
即効性があるといわれていますので、
トイレの中やトイレに行ける時に刺激しましょう。
便秘 ツボ 間使位置:手首真ん中の
横じわから指4本下におりたところ、2本の筋の間にあります。
便秘の方は、刺激した時に少し痛みを感じます。
押し方:親指の腹をあてて、残りの4本で手首を支えます。
ゆっくり押しながら揉むように刺激します。
⑥足三里(あしさんり)
胃腸の働きを整え、
消化器の機能を良くするとされる代表的なツボです。
お腹の悩み全般に効果的といわれていて、
胃が弱っている時に刺激すると
エネルギーを巡らせてくれると考えられています。
便秘ツボ 足三里位置:ひざの皿の下のくぼみから、
指4本分下がった部分の少し外側にあります。
押し方:親指を足三里にあてて、
残りの指をふくらはぎに添えます。
少し力を入れて2~3分押しながら揉みます。
⑦太衝(たいしょう)
便秘になるとお腹が張ってしまう方、
スッキリ排便できず残便感がある、
という方におすすめしたいツボです。
巡りを良くして便を軟らかくし、
排便しやすくしてくれると言われています。
便秘ツボ 太衝
位置:足の甲の、親指と人差し指の骨が
ぶつかる少し手前のへこんでいる部分です。
押し方:親指をツボにあて、
骨の間に指が入り込むように
ゆっくり力を入れて強めに押します。
見逃せない背骨健康法
神経系通信網と
経路系通信網とが
一致する部分も多いですが、
異なった回路を示すところもあり
明らかでない点も多いのです。
ここでも背骨は、
両者の間に立っています。
東洋医学のいわゆるツボが、
背骨の両側に多く存在する事実からみても、
両者の関係を結び付ける意味でも、
背骨健康法の意義は
大きいといわざるを得ません。